STARTUP TRIAGE
System Booting・青点滅のまま起動しない時
電源が入らない状態と、電源は入るが起動処理が終わらない状態は切り分けが異なります。再起動を重ねず、表示・ランプ・ビープ音・経過時間・探索ツールでの検出を記録します。
SAFE RECOVERY PATH
今いる段階と、次に確認すること
上から順に進み、前の段階が未確認なら戻ってください。見積や依頼先選びを先にしても、原本の状態は良くなりません。
- 01症状と停止条件を確認異音・複数障害・初期化警告があれば、操作より先に停止判断。このページ
- 02自力で続ける境界を決める状態を変えない確認と、原本へ負荷をかける操作を分ける。
- 03相談材料を同じ形式で残す型番・RAID・ベイ順・直前操作・必要データを整理。
- 04総額と成功条件を比べる開始価格だけでなく、追加費用・成功定義・返却条件を確認。
- 05依頼先の条件を比べる復旧率広告ではなく、原本保全・機密管理・契約条件で選ぶ。
表示と状態を分けて考える
ランプもファンも動かない
電源ケーブル、コンセント、ACアダプター、UPSを切り分けます。異臭や発熱があれば再通電しません。
System Booting/青点滅
機種固有の起動時間を超えて継続するか確認します。短時間の電源断を繰り返しません。
探索ツールでは見える
表示されたIP、状態、初期化要求の有無を保存します。セットアップや再初期化は実行しません。
ファームウェア更新後に停止
メーカーの機種別復旧対象を確認します。非公式イメージや別機種の手順を使いません。
状態を変えにくい確認順序
- 表示と時間を固定するLED、液晶表示、ビープ、ファン、起動開始時刻、直前の停電・更新・交換を記録します。
- 火災・物理障害を先に除外異臭、煙、異常発熱、異音があれば電源を切り、再通電しません。
- 外部経路だけを安全に切り分けるUPSやUSB外付け機器の状態、LAN、ルーターを確認します。ディスクはベイ順を記録せず抜きません。
- 公式探索ツールで応答を見るQfinder Pro、Web Assistant、NAS Navigator2やルーターのDHCP一覧で、IPと状態を確認します。
- 機種別の公式復旧条件へ進む型番、ファームウェア世代、更新履歴を照合し、公式手順またはメーカー・復旧業者へ相談します。
状態別の次の行動
やってはいけない操作
- 短い間隔で電源オン・オフを繰り返す
- ベイ順を記録せずHDDを抜く、順番を変える
- 10秒リセットや初期化を起動確認として実行する
- 新しいRAIDやストレージプールを作成する
- 非公式・別機種のファームウェアや復旧イメージを使う
- 異音・異臭・複数障害があるまま起動試験を続ける
公式情報で確認する
- QNAP:電源が入らない・起動しない時外部機器やドライブを含む公式の切り分け。ベイ順を記録して扱う
- QNAP:System Bootingで停止する時起動停止時の公式確認事項
- Synology:電源LEDが点滅し続ける時20分以上の点滅と外部機器・ハードウェアの確認
- Buffalo:LinkStationトラブル診断電源・ランプ・接続状態から進む公式フロー
製品名が同じでも、型番・OS・ファームウェア・RAID方式で操作は異なります。画面上の警告全文と対象版を照合し、公式指示を優先してください。
よくある質問
System Bootingのままなら、何分待てばよいですか?
機種や更新内容で起動時間は異なります。Synologyは20分以上電源LEDが点滅し続ける状態を異常候補として案内しています。時刻と表示を記録し、機種別の公式手順を確認してください。
HDDを全部抜いて起動確認してもよいですか?
重要データがある場合、まず全ベイの位置・型番・シリアルを撮影し、機種別手順とメーカー指示を確認します。順序を変えたり、通電中に無計画に抜き差ししたりしないでください。
ファームウェア更新後に起動しない時は再更新しますか?
非公式イメージや別機種のファームウェアを使わず、QNAPなどメーカーが示す機種別リカバリー対象と手順を確認します。重要データが唯一の原本なら先に相談します。
約1分・登録不要
起動停止とデータ危険度をまとめて判定
表示、LED、経過時間、直前操作、異音、障害台数、バックアップから、待機・公式確認・相談の順序を整理します。
無料で緊急度を判定する →対象:QNAP QTS・QuTS hero/Synology DSM/Buffalo LinkStation・TeraStation等/最終確認日:2026年8月31日